〒773-8502
徳島県小松島市小松島町字井利ノ口103番
電話番号:0885-32-2555(代)
FAX番号:0885-32-6350
駐車場利用は、原則24時間以内に限らせていただきます。入院患者さまご自身の駐車はご遠慮ください。やむを得ない事情により駐車される場合は、1日につき1,000円の駐車料金をいただきます。またご家族であっても、入退院時の送迎や手術日当日、当院からの要請でお越しいただいた場合を除き、有料となっています。ご協力をお願いします。
*1:外来棟2階「外来総合案内」「A・Bブロック受付」で駐車券をご提示ください
*2:病棟スタッフに駐車券をご提示ください
無人管理となっていますので、ご質問等ありましたら外来棟2階「外来総合案内」までお声かけください。
南小松島駅より徒歩約10分
JR四国
「日赤病院前」または「日赤病院玄関前」下車すぐ
とくしまバスNavi
ウガンダ母子保健事業
「ウガンダより」もとうとう最終章となりました。7月ウガンダより無事に帰国し、8月より手術室勤務に復帰しました。皆さまのご協力に心より感謝申し上げます。
帰国前は、事業活動のまとめと後任への引き継ぎを行いました。今年は、母子保健事業の最終年であり、事業最終評価を行うことになっています。また、日赤は来年からもウガンダ北部で同様の事業支援を予定しています。新規事業には計画や協定の策定が必要となり、このような重要な時期に任務終了となることはもどかしい感じが残りますが、それでも無事に任期を全うでき、後任にバトンを渡せたことに安堵しています。
国際保健では、妊産婦死亡は「3つの遅れ」モデルから分析されています。1.産科ケア受診決定の遅れ(認識自体の欠如や女性の低い立場)2.産科ケア施設への到着の遅れ(施設の遠さや輸送手段の欠如)3.適切なケア提供の遅れ(設備・医薬品・スタッフ・技術の不足やリファー機能の欠如) で、ウガンダもこれに当てはまります。これまでご紹介してきた事業での活動を通して、特に1.の遅れが改善されることを願っています。
日本に帰国すると日本の素晴らしさを改めて感じ、同時にウガンダの素晴らしさを振り返ることができます。事業を通して関わった地域の人々の強さや優しさ、地域を思いやりみんなで地域を作り上げようとするたくましさ、それを何とか支援しようとする人々の温かさ。ウガンダは脆弱な国と位置づけられますが、発展の途上にあり多くの可能性を秘めています。ウガンダでの私の任期は終了しましたが、母子保健事業に携わった一人として、ウガンダの今後を見守っていきたいと思います。
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