ウガンダより 鈴江知子です！！＜1＞

みなさま、オシビェオチャ（ルガンダ語のこんにちは）。これより数回にわたって、こちらでの活動状況をお伝えさせていただくことになりました。お付き合いのほど、どうぞよろしくお願いいたします。

私が派遣されたウガンダ共和国は、東アフリカの赤道直下に位置していて「アフリカの真珠」といわれる緑豊かな国です。2010年より、北部のアチョリ地域で母子保健事業（ウガンダ赤十字社－以下、ウガンダ赤－と日本赤十字社－以下、日赤－の二国間事業）を展開しており、現地の事業管理要員として半年間従事することになりました。去年のフィリピンでのフィールドワークとは違って、大半は首都カンパラにあるウガンダ赤本社内の日赤事務所に勤務することになります。

まず、国の治安ですが、一部の地域を除いては安定しています。住居は、カンパラの中心部にあるマンションを借りて住んでいて、近くにはショッピングモールやスーパーがあります。通勤は、車で30分程度ですが、道中は、通勤・通学の車やバイク、そしてとにかく人が多いです。

出社しますと、拭き掃除から一日が始まります。といいますのも、首都とは言え赤土が舞い、室内にもかかわらず赤土で汚れています。今は、乾季なので特にかもしれませんが、アフリカならではの光景ですね。

着任しての一番の仕事は、事業の調整でした。そして、ウガンダ赤事業担当者と日赤国際部との間に立って、手探りながらも双方の連絡調整員として奮闘です。看護の仕事とはかけ離れた世界で戸惑いも多くありますが、新しい学びや発見を楽しみに、みなさんのご協力を得ながらなんとかやっている次第です。

ここカンパラでの私の生活は、みなさんのご想像とはかけ離れているかも知れません。気候は日本の蒸し暑さはなく、緑は豊富、人当たりはソフトで親切です。

次回は、事業地の現状などをお伝えできればと思っています。