〒773-8502
徳島県小松島市小松島町字井利ノ口103番
電話番号:0885-32-2555(代)
FAX番号:0885-32-6350
駐車場利用は、原則24時間以内に限らせていただきます。入院患者さまご自身の駐車はご遠慮ください。やむを得ない事情により駐車される場合は、1日につき1,000円の駐車料金をいただきます。またご家族であっても、入退院時の送迎や手術日当日、当院からの要請でお越しいただいた場合を除き、有料となっています。ご協力をお願いします。
*1:外来棟2階「外来総合案内」「A・Bブロック受付」で駐車券をご提示ください
*2:病棟スタッフに駐車券をご提示ください
無人管理となっていますので、ご質問等ありましたら外来棟2階「外来総合案内」までお声かけください。
南小松島駅より徒歩約10分
JR四国
「日赤病院前」または「日赤病院玄関前」下車すぐ
とくしまバスNavi
フィリピン保健医療支援事業
国際救援要員として2010年6月から12月まで半年間、フィリピンに派遣されていた鈴江知子看護師の「帰国式・派遣報告会」が1月13日に401会議室で開かれた。院内各部の105人が参加し、鈴江さんの無事帰国を歓迎するとともに、フィリピンでの活動報告に耳を傾けた。
帰国式では片岡善彦院長が「お帰りなさい。本当にお疲れさまでした。フィリピンでの経験をこれからの仕事にぜひ生かしてください」とあいさつ。庄野泰乃看護部長が歓迎の花束を贈り、労をねぎらった。鈴江さんは「とても多くのことを学ぶことができました。皆様方のご支援に心から感謝しています」とお礼を述べた。
派遣報告会では、フィリピンの派遣先・キリノ州アグリパイ郡などの豊富な写真と資料によって構成したスライドを使い、半年間取り組んだプライマリーヘルスケア事業の活動内容を振り返った。
事業の柱は下記の4つ。
これらを通じ、「疾病、感染症の予防や生活環境の改善、組織力の強化を実現する」のが狙いである。
具体的には「貯水タンク4台、ポンプ式深井戸17台を作って給水システムを構築し、トイレ資材を配布。教育や相談などの担い手となる地域保健ボランティアの育成にも取り組みました」と鈴江さん。
この結果「村落ヘルスワーカーが64人増え123人に。衛生的なトイレの比率が28.7%から40.6%に向上した」という。アグリパイ郡の活動が、プライマリーヘルスケア事業のモデル事業として他の地域に広げられることが決まった。
最後に鈴江さんは「自分にとって刺激になり、勉強になりました。今回の経験を今後に生かしていきたい」と締めくくった。
© 2021 Japanese Red Cross Tokushima Hospital. All Rights Reserved.