〒773-8502
徳島県小松島市小松島町字井利ノ口103番
電話番号:0885-32-2555(代)
FAX番号:0885-32-6350
駐車場利用は、原則24時間以内に限らせていただきます。入院患者さまご自身の駐車はご遠慮ください。やむを得ない事情により駐車される場合は、1日につき1,000円の駐車料金をいただきます。またご家族であっても、入退院時の送迎や手術日当日、当院からの要請でお越しいただいた場合を除き、有料となっています。ご協力をお願いします。
*1:外来棟2階「外来総合案内」「A・Bブロック受付」で駐車券をご提示ください
*2:病棟スタッフに駐車券をご提示ください
無人管理となっていますので、ご質問等ありましたら外来棟2階「外来総合案内」までお声かけください。
南小松島駅より徒歩約10分
JR四国
「日赤病院前」または「日赤病院玄関前」下車すぐ
とくしまバスNavi
フィリピン保健医療支援事業
10月18日、キリノ州のやや北に台風13号が上陸しました。2006年以降最大の勢力を持つ台風と言われ、フィリピンでは10月末現在で死者31名・負傷者42名・行方不明者4名、被災家屋149,000戸、インフラや農作物等を含む推定経済損失額155億円といった大きな被害をもたらしました。
フィリピン赤十字は、1村に44名の赤十字ボランティアを育成しており、このような非常事態にもボランティアのネットワークを活用して、遠隔地とも情報の共有ができるようにしています。幸いキリノ州に大きな被害はありませんでした。
さて、今回は「トイレ建設資材の提供」についてお伝えしたいと思います。フィリピンのトイレの種類は、(1)水洗(日本と同じ)(2)水封(便器に桶で水をかけ流して、水で封じる)(3)深い穴(ぼっとん便所)(4)野外(所有していない)で、(1)以外はほとんどが屋外にあります。
事業では、対象地9村の世帯でトイレ調査を実施し、(3)(4)に該当する200世帯に、トイレ建設の資材を提供します。該当世帯は、資材を受取ってから、1週間でトイレを建設する約束をし、設計や建設手順の説明を受けます。この計画は、私たちが着任してから具体的に進行したもので、事の始まりから学ぶことができました。
資材を提供するといっても、設計に伴う資材の見積もりや入札、建設エンジニアの導入、受益者への説明…と、思っていた以上に繁雑で、更には設計の変更や天候の影響などが重なり、一つの計画を実行することはとても大変だと実感しています。
当初の計画からも随分遅れており、これから資材を調達・配布し、建設・評価と慌ただしくなります。トイレ建設資材の提供は、衛生的な環境の提供を意味します。し尿を媒介とする感染症が減ることを期待しています。
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