駐車場利用は、原則24時間以内に限らせていただきます。入院患者さまご自身の駐車はご遠慮ください。やむを得ない事情により駐車される場合は、1日につき1,000円の駐車料金をいただきます。またご家族であっても、入退院時の送迎や手術日当日、当院からの要請でお越しいただいた場合を除き、有料となっています。ご協力をお願いします。
*1:外来棟2階「外来総合案内」「A・Bブロック受付」で駐車券をご提示ください
*2:病棟スタッフに駐車券をご提示ください
無人管理となっていますので、ご質問等ありましたら外来棟2階「外来総合案内」までお声かけください。
南小松島駅より徒歩約10分
JR四国
「日赤病院前」または「日赤病院玄関前」下車すぐ
とくしまバスNavi
腎不全が進行すると、最終的には透析療法が必要になります。
透析とは、腎臓に代わり血液から老廃物や過剰な水分を取り除く治療のことで、大きく分けて血液透析と腹膜透析があります。いずれの治療でも治療開始前に準備が必要となります。
当科では、透析準備となる透析アクセスの作成手術を行っております。腎臓内科と連携をとり、必要な時期に適切な手術を行うことで、患者さまの身体や生活に負担が少ない、計画的な透析導入が可能となります。また、透析開始後も透析アクセスのトラブルに対して外科的治療を行うことで、必要な透析を安定して提供できるように対応しております。
1分間に200〜250ml程度の血液を取り出し、余分な老廃物や水分を取り除いた後に身体に返します。血液の出し入れに血流が多く穿刺しやすい血管が必要となるため、多くの場合、ご自身の動脈と静脈をつなぎ合わせることで内シャントと呼ばれる太い血管を作成します。
ただし、患者さまの心機能や血管の性状に合わせてその他、上腕動脈表在化法、透析用長期留置カテーテル植え込みなど適切な術式を選択します。基本的に日帰り手術が可能ですが、体調やご都合に合わせて1〜2泊程度入院いただくこともあります。
お腹の中に透析液を注入、貯留することで腹膜を介して血液中の余分な老廃物や水分などが透析液に移動します。透析液の排泄、新しい透析液の注入を繰り返すことで、ご自身が自宅で透析を行うことができます。当科では、透析液の出し入れに必要なチューブの挿入を行います。手術と腹膜透析の手技の練習のため、合計2週間程度の入院で行います。
特に血液透析で使用する血管は、狭窄(細くなる)や閉塞(詰まってしまって流れなくなる)、瘤の形成(血管がこぶ状になり、場合によっては出血や破裂の可能性が出現する)、感染といった合併症があります。手術やカテーテル治療(放射線科と連携)などで継続して透析が行えるように対応します。
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