駐車場利用は、原則24時間以内に限らせていただきます。入院患者さまご自身の駐車はご遠慮ください。やむを得ない事情により駐車される場合は、1日につき1,000円の駐車料金をいただきます。またご家族であっても、入退院時の送迎や手術日当日、当院からの要請でお越しいただいた場合を除き、有料となっています。ご協力をお願いします。
*1:外来棟2階「外来総合案内」「A・Bブロック受付」で駐車券をご提示ください
*2:病棟スタッフに駐車券をご提示ください
無人管理となっていますので、ご質問等ありましたら外来棟2階「外来総合案内」までお声かけください。
南小松島駅より徒歩約10分
JR四国
「日赤病院前」または「日赤病院玄関前」下車すぐ
とくしまバスNavi
当科では食道から大腸までの消化管や胆道・膵臓などの内視鏡検査、処置・手術及び肝胆膵の診断や治療を行い、救急から専門的治療まで幅広く診療を行っています。
当院では救急医療を積極的に行っており、食道静脈瘤破裂、胃十二指腸潰瘍、大腸憩室出血など出血性疾患の方が多数受診されます。食道静脈瘤破裂に対しては内視鏡的静脈瘤結紮術(EVL)など、出血性潰瘍に対してはクリップ法や熱凝固法、大腸憩室出血に対しては従来のクリップ法に加え、近年は内視鏡的結紮術(EBL)も行い、良好な止血率が得られています。
上部消化管内視鏡検査は従来の白色光での検査に加え、特殊光(NBIなど)を用いた拡大内視鏡検査を行うことで早期がんの発見例が増え、内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)にて多数手術を行っています。
大腸内視鏡検査数も経年的に増加し、多数のポリープ、早期がんが発見され、内視鏡的粘膜切除術(EMR)や内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)にて治療しています。
炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)に対して基本薬(5-ASA製剤)やステロイド治療で十分な効果が見られない場合には、白血球除去療法、免疫調整剤療法(イムラン)、免疫抑制剤療法(プログラフ)、生物学的製剤(レミケード、ヒュミラ他)等も併用して治療を行っています。
胆石症に対しては十二指腸乳頭切開術やバルーン拡張術を行って採石しています。胆道がんや膵臓がんに対しては一般の画像検査に加え、超音波内視鏡(EUS)や管腔内超音波(IDUS)による詳細な画像診断を行い、生検が必要な場合には超音波内視鏡下穿刺吸引法(EUS-FNA)、胆道鏡を用いて正確な病理組織学的診断を行っています。
B型慢性肝炎に対しては、核酸アナログ製剤、インターフェロンなどを中心に治療を行っています。C型慢性肝炎に対しては8~12週間の経口抗ウイルス薬服用により95%以上の患者さまにウイルス除去ができています。肝細胞がんに対しては、放射線科と連携し、肝動脈化学塞栓術(TACE),ラジオ波焼灼療法(RFA)などで積極的に治療を行っています。また近年は、新しい分子標的薬(レンバチニブ、ラムシルマブ等)や免疫療法薬(アテゾリズマブ・ベムブロリズマブ)が開発され、薬物療法も徐々に増加しています。
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